政治指針

変革は弱いところ、小さいところ、遠いところから

大地に根差し 未来を育む

 新しい「分権」時代に即し、「住民満足の向上」を念頭に置き、生活者起点(視点)に立った地方自治を進めます。行政は、このことを実現させるためのサービス業と考えます。

 能力ある市職員の「能力発揮」のためには、
例えば、仕事を職員に指示する場合、十のうち七~八割を上が決めてやらせるのではなく、リーダーは、理念と方向性を示し課題を与えて仕事をこなさせるよう仕向ける、
 つまり仕事に参画意識を持たせ、動機付けと達成感を実感させるようにすることが重要と思います。

 今、会津若松は閉塞状況にあるといって過言ではありません。(『景気の悪い話』ばかり耳にします。)小子高齢化、人口減少、「限界集落」、etc・・・これに追い打ちをかけるようなアメリカ発の世界同時不況。

 地域の誇りを生かし、これを突破する鍵は、会津地域のみで考えるのではなく、外部との交流でヒト・もの・金・技術を豊かにすることだと思います。

 そして、私が目指すのは、「地域活動家」として住民と共に歩み、政策実現できる政治家です。

誇りある美しい日本のふるさと、偉大な会津の創造

文化(光)を発信する観光の振興

 観光とは「国の光を観(しめ)す」を語源としています。
それは、その地域の文化や歴史、産業や制度、また自然などさまざまです。

 例えば、各地区に伝承されている年中行事や数え歌やまりつき歌、家の神棚やお寺や神社に「宝」として伝えられてきたもの、これらに光を当て磨きをかけることが立派な「観光資源」になり得ます。
 まず、足下を照らす「地域学」から始めましょう。

芸術・文化・スポーツ・まつりの振興

 「会津」というブランドは大きなものがあります。先人に感謝です。
 オラが会津の自慢(誇り)を高めるために、全国レベル、国際レベルで活躍できる人やチームを育てましょう。そのために、一流の指導者を招く熱意が必要です。(その具体的例としての好例もでてきています。)
 また、既存のイベントを生かし一層盛り上げしょう。例えば「鶴ヶ城健康マラソン」を一万人規模の大会に育てましょう。
 同様に、「会津まつり」なども改善するなど、一層魅力的なまつりも創出しましょう。

 そもそも「会津」という冠は、よその土地と比較しても、それだけでブランド力があるのですから、生かさない手はないです。

新エネルギーと農商工連携による地域おこし(『環境首都自立宣言』)

 「地方自治」「地域の自立」とはエネルギーと食料の自給率の向上なくしてありえません。 (渡欧して実感)

 風力、火力、太陽光、バイオなどの石油や原子力だけに頼らないエネルギーの開発、そして、地産地消、農商工連携で地元農業及び農村の振興を図りましょう。

 とりわけ、新エネルギー施策として、小水力発電と太陽光発電に力を入れ、産業振興を図りましょう。(小水力はは会津の地形にあい、太陽光もそんなに劣っていません。)

 また、農業の第六次産業化(第一次~農業生産、第二次~食品加工、第三次~体験農業や農家民泊などのサービス産業化による複合)で、農業・農村を活性化しましょう。
 地域の大切な文化も伝承していきましょう。

ふれあい・励まし合い・支えあう社会の創造

老若男女、障害のある人、ない人、みんなで支え合う共同社会が理想です。
 少子高齢化社会も急速に進みます。

 “あたたかい”社会を築くために、バリアフリーをもっと全面展開したユニバーサルデザインを取り入れ「歩いて暮らせるまちづくり」というハード面での整備も必要です。
 そして、なにより人の面~とりわけ福祉関係に従事する諸団体の活動がしやすいように支援することと、地域で一緒に暮らしていけるようにしむける行政的バックアップが必要です。

創業(起業)を誘導する環境整備

 意欲ある企業家を広く募集し、それを審査する機関を設けます。基準に達した人に資金や施設等の援助をするような制度づくりが必要です。新たな企業を育て地域活性化につなげましょう。

誇りある美しい日本のふるさと、偉大な会津の創造

人(先人も含め)・会津大学・城(鶴ヶ城)・温泉・まちなか景観・農村景観・自然景観・伝統産業・農産物・桜・水(質量とも)・寺社仏閣・歴史的な出来事・山や川(背炙山、小田山、湯川、大川) ・・・etc

 会津にはこんなにも多くの資源があります。しかし、十分活用されているとは思えません。原因はいろいろあると思います。宣伝が下手。情報収集が少ない。組み合わせ方が判らない。・・・etc

 これからの地域おこしは「ネイチャー(自然)」「カルチャー(文化)」「ノスタルジア(郷愁)」が三大要素だという論がありますが、私も同感です。会津にはすべて揃っています。

 こうした会津で、新エネルギーなどの時代の先取り的施策や、マラソン大会など既存の行事をより魅力的なものにしたり、もっと農業・農村に観光的要素を加え、総じて交流人口の増大を図る(『外貨』を稼ぐ)ことが重要と思います。
 
「活性化」のために何をすべきか、なにができるか私と話しあってみませんか。一緒になって知恵と汗を出し、地域を盛り上げましょう。私も先頭に立ちます。

「地域おこし」は、経済と文化と人の心の活性化!!